1・プロローグ |
2・『Death』 |
3・挿話 |
4・『Temperance』 |
5・Adularia |
6・『Devil』 |
7・missing |
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C.I.A. force |
K.C. / Ray / Flare |
上層部 | Whirl / Doctor / Hermit |
厚生部 | Death |
Others | Devil |
C.I.A. force ● K.C. 司令塔。(the Indicator) 3人で構成される『C.I.A. force』の中でリーダー的な役割を担い、他の2人を取り纏める。口元を覆うことのできるほど大きい襟の特徴的な服を着る。 直接的な攻撃手段は持たないが、敵からの攻撃から身を守ることのできるシールドを瞬時に展開することができる。 任務に対しては従順で、必ずといっていいほど全うする。これは彼女にとって存在意義そのものであるからのようだ。 平素寡黙で、喜怒哀楽の主張は乏しく表情は殆ど変わることがない。ハプニングがあっても気丈で動じることも少ない。これは寛容なのか諦観しているのか本人しか知らない。 非臨戦時はRayの持ちかける話の聞き役に徹する。しかし話の内容には興味を持たず、コミュニケーションの一環としか考えていない。 |
C.I.A. force ● Ray 攻撃手。(the Attacker) 視覚を断つために目を覆い隠し、同種の中では頭のレーダーや気配などで空間や対象を察知している能力が優れている。 一直線に伸びる貫通力の高いレーザーを放ち攻撃する。その精度と威力は非常に高いものだが、発射するまでのエナジー充填に時間を要し、その間は精神を集中させるために無防備となる。 物事を観察、推察することに長けている。派手に動き回らないものの好奇心旺盛で、何事にも首を突っ込みたがる。 感覚が繊細なために、身体に直接触れられると過敏な反応を示す。 いつもは冷静でいるが、Flareに不意に抱き付かれることで度々ペースを乱される。 |
C.I.A. force ● Flare 牽制手。(the Checker) 小柄でスピードが速く、接近戦を得意とする。直接交戦を仕掛けることができるため、Rayのエナジー充填中の撹乱も兼ねている。 移り気で感情的に動き、嬉しい時には喜び、嫌なことがあれば怒り、怖いことがあれば慄く。 知らないことに対しては警戒心が強く、一歩距離を置く。 フィジカルなコミュニケーションが好きで、気に入った相手であればすぐに抱きついてしまう。特にRayに対しては過剰な反応もあってお構いなしに懐に飛びついている。 |
上層部 ● Whirl (the Cutter) 目を凝らさなければ見えないほど細いワイヤーを自在に操り、敵を縛り、切り裂く。 風を切る動き、Flareでも追い付かないほど素早い動きをする。 一番最初に生み出された魔法生命体で、唯一にして最強。元はC.I.A.のような配属下で施設を守っていたものの、ある事件が発端で失踪する。 常に昂然とし、勝ち気で恐れを知らない。それは戦いにおいて無敗の実績によるものだろう。その反面、同朋には世話焼きな一面もあり優しさが垣間見れる。 |
上層部 ● Doctor すべての魔法生命体の生みの親。 人間同士の利己的な武力間の争いで巻き添えを食い、家族や住んでいた町を失ったことにより報復心に火が付いた。人間に対し強い嫌悪感を抱くようになった。 そんな時に『アデュラリア』という透明な石を拾ったことにより、夢のような出来事が次々と起こる。 『アデュラリア』に念じ、思い描いた人間を意のままに生み出せた。しかしそれは人間の形をした別の生き物『魔法生命体』の誕生である。 その最初の魔法生命体こそ、飛び火した戦火により失った姉の姿をしていた。 元々猜疑心が強く、独りで何でもやってしまおうとする。 |
上層部 ● Hermit 研究所に篭りDoctorのアシスト役に従事するために生み出された『魔法生命体』 戦闘能力はないが、知識が豊富で知的探究心に衝き動かされ、日々の研究に没頭する。 真っ黒い服が好きで研究中であろうと黒いドレスを羽織っている。 Doctorとは主従関係を持ち、媚びて色目を使うことがあるが、素っ気ない態度を取られても振り向いてもらえるよう必死で挫けることはない。その分他人に対してはやや高圧的でコンプレックス剥き出しになる。 善悪の判断が欠如していて、魔法生命体を用いた人道的ではない実験を平気で行ってしまう。自分の感情にブレーキが掛けられないお姫様思考の持ち主。 頭の回転は早いが、思い込みは激しい。 |
厚生部 ● Death 主に人間の居住する労働階級の医療看護(ブルーライン)を担当する魔法生命体。そこでの名前は『グロリア』と呼ばれている。 日頃は人手の少ない看護師として滅私奉公しているが、人間からは『魔法生命体』と疎まれいざこざが絶えない。 |
Other ● Devil 今や知る人もいない隔離された旧施設で取り残されるように長期間拘束されていた魔法生命体。 欺瞞に満ちた言動で動揺を誘い、仲間同士を疑心暗鬼に落とし込む。 詳細な記録も残っていなく、本人の発言の真偽は不明のまま。 |
● 『魔法核』(コア) 『魔法生命体』の原動力は身体の胸部に埋まっている魔法核(コア)。コアの強さそのものがバイタリティーとなる。結晶体の形や色は多種多様。 肉体がいくら傷ついてもコアが無傷であれば肉体は再生成することができる。 しかしその回数は無限ではなく、再生成に多大な疲弊を催すため、コアが徐々に脆くなり寿命も削られる。 コアを失った身体はすぐに消滅せず活動もできるが、長くは持たない。 コアの消失は魔法生命体にとって死を意味する。 |
● 『ミューチュアル・センシズ』 主に、C.I.A.のメンバーの頭に付属する器官、2つの突起物のこと。 彼女等が誕生した時に意図して付随したものではなく、突然変異といえる。 『ミューチュアル・センシズ』は、持つもの同士で意思疎通と感覚共有ができる。 この器官を持たない者に伝達情報が漏れ渡ることはない。 |
● 魔法生命体部隊『C.I.A.force』 魔法生命体の体重は人間の約4〜50%程度。 脚には反重力の働くブーツを履き、腕には攻撃能力を高めるグローブを装着し、身体には軽いながらどんな衝撃からもしっかりと保護してくれる服を身に纏う。 常に宙に浮き、遠くをじっと見渡す3人の魔法生命体。容姿は人間そのもの。 一人は目を隠し、一人は口元を覆い、一人は優雅に宙を舞う。 とある砦の前に悠然と構え、攻めてくる敵と応戦をしては華麗な連携で確実に仕留めていく。 |